GARDENER WORKERSCOAT
23 SPRING&SUMMERのREADING、初回はガーデナーの為につくられたコート、ガーデナーワーカーズコートのご紹介です。
60~70年代のビンテージワーカーズコートをベースに現代のガーデナーが作業時に使いやすいようアップデートしました。
□ GARDENER WORKERSCOAT
そもそもワーカーズコートって何?
ワーカーズコートは別名エンジニアコートとも言われています。その名の通り、エンジニアが着ていたことが由来で技術者や作業員が来客時に失礼のないよう羽織っていたコートと言われています。もともと作業時に着ていたカバーオールやワークジャケットから発展したウェアだそうです。
ショップコート、ワークコートと聞けば馴染みがあるかもしれません。呼び方は違えど生まれた背景は実はみんな同じなんです。
そんなワーカーズコートをガーデナー用にアップデートさせたのが今回のREADINGでご紹介するガーデナーワーカーズコートです。
POINT1 | 生地
生地に選んだのは馬布。バフと読みます。昔、乗馬に際に鞍が滑り落ちにくくするために鞍と馬の背の間に敷いていたことが由来とされています。比較的に薄手のナチュラルな風合いの生地ですが、密度が高いためとても強度があり風を通さず保温性も高い。
生地の整理工程で油分を極限まで落としており、ドライタッチで肌離れもよく気持ちのいい綿素材です。風の冷たく日が沈むとまだ肌寒い春先の時期におすすめですよ◎
高密度で耐久性のあるナチュラルコットンの馬布。シワになってヨレてもそれがむしろ風合いになる、味のある素材です。
POINT2 | ガーデナー用にアップデート
60~70年代のビンテージワーカーズコートをベースに、現代のガーデナーが作業時に使いやすいようにアップデートしました。
着丈を長めに、肩幅と身幅も少しゆったりとさせ、インナーに着るものを選ばず、さっと羽織っていただける頼りになるコートです。
①サイドスリット
両サイドにはドット釦で開閉可能なスリットを設けました。
ドット釦を外してスリットを開けば、パンツのポケットにアクセスし易かったり、歩くときに足がストレスなくスムーズに前に出たり
、便利で使い勝手抜群。デザインのアクセントにもなっています。
②スルーポケット
腰のポケットには秘密が。「スルーポケット」と言ってその名のとおり、手を入れるとスルーっと手が抜けるんです。実はこれ、カバーオールなど中に着ているウェアのポケットにコートを着たまま手が届くよう考えた工夫なんです。
昔、技術者や作業員が来客時に失礼にならないよう汚れた服を隠す為に羽織っていたコート。恐らく中に着ているウェアのポケットに小銭やらタバコやらが入っていてわざわざ服を脱がなくてもそれらを取り出せるように考えた工夫だったのではないでしょうか。色々な道具を持つガーデナーにとってもかなり便利なディティールなんです。決して不良品ではありませんよ。
③ピボットスリーブ
以前にもREADINGでご紹介したピボットスリーブ。garage green worksの代表的な便利機能の1つで、腕の可動域を広げることのできる縫製上の工夫の事なんです。
例えば高いところにある物を取る時など、すっきりした袖周りのものだと「腕が上げにくい」という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。そういった悩みを解決するため、袖のつくりに工夫を凝らし、見た目はすっきりとしたまま腕をスムーズに上げれるようにしています。剪定作業で腕を高いところに上げることの多いガーデナーにはぴったりのコートですね。
ピボットスリーブ
袖のカマ底を深くすることで袖の可動域を広げた縫製仕様。古くは狩猟用のジャケットの袖として、猟銃を構える際に動きを邪魔しないように腕の運動量を計算して開発されたと言われています。
④衿先のドット釦
襟先にはドット釦を付けました。スタンドカラーとしても着ていただける2way仕様のコートです。
風が冷たく肌寒い春先でも襟を立ててドット釦を閉じれば風を防ぐこともできますよ。
ドット釦にはブランドロゴが刻印されています。
⑤左胸の多機能ポケット
左胸には色々なモノを収納できる多機能ポケットを付けました。3つのポケットには、ペンやメモ帳、ハンカチやICカードやスマホ等々、日常身に付ける小さな小物を入れることができます。金属パーツにはカナビラを付けたりストラップを付けたりアレンジ次第で色々な使い方ができますよ。ガーデナーは手ぬぐいやタオル、小バサミ等、普段の作業時によく使う道具を入れることが多いですね。
実はこのポケット、昔は釦ホールにチェーンを付けて懐中時計入れとして使用していたポケットなんです。ビンテージのワークコートにはよく見かけるディティールですね。
POINT3 | ユニセックスデザイン
ご家族やパートナーと共有できるユニセックスデザインです。
60~70年代のビンテージワーカーズコートをベースに、現代の日本人の体形に合わせ、長く着続けることを前提とした飽きの来ないベーシックなデザインにしています。背丈が大きめの方はもちろん、150センチ台の小柄な女性でもドロップショルダーで袖は腕まくりをしてロングコートのように着ることができます。レースブラウスなどと合わせても甘くなり過ぎないのが丁度良いこのコート。
カットソー、シャツ、カバーオールなど中に着るものは選ばず、年齢や性別も関係なく着ることができますよ。
60~70年代のビンテージワーカーズコートをベースに現代のガーデナーが作業時に使いやすいようアップデートしたコート。
ガーデニングの際には作業着・仕事着として使いやすい道具にもなり、アウトドアやレジャー、ちょっとしたお出かけなどにも便利に着ることができますよ。garage green works おすすめの春アウターです。
商品の詳細はこちらから。
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